我が国で培われた技能、技術又は知識を開発途上地域などへ移転を図り、当該開発途上地域などの経済発展を担う「人づくり」に寄与することを目的として創設された制度です。
技能実習制度が、このような国際協力という制度の趣旨・目的に反して、国内の人手不足を補う安価な労働力の確保等として使われることのないよう、新しく施行された技能実習法には、基本理念として、技能実習は「技能等の適正な修得、習熟または熟達のために整備され、かつ、技能実習生が技能実習に専念できるようにその保護を図る体制が確立された環境で行わなければならないこと」「労働力の需給の調整の手段として行われてはならないこと」が定められています。
実習生は実習を通じて卓越した日本の技術・技能・知識を習得し、組合員である企業様には、実習生を採用することにより更なる活性化、グローバル化を進めていただけるよう、私たちワールドリード事業協同組合は全力で皆様のサポートをして参ります。
現地にて送り出し期間により受入企業と候補者とのマッチングを図ります。
現地にて、様々な試験(筆記試験・テクニカル試験・インタビュー面接)を行います。
採用された実習生は、現地にて約4～6ヵ月間、日本語学校にて日本語・生活習慣などを学び、その後、入国となります。
入国後は、約1ヵ月間日本語学校にて、日本語・日本文化・マナー(ごみの分別、交通ルール等)消防訓練・法的保護等について講習を受けます。
企業に配属。業務・寮についての説明を受けます。
いよいよ実習開始！
実習を通じて、技能・技術・知識を身に付けます。
監理団体は、実習実施者が技能実習計画に従って、適切な技能実習が行われているか、技能実習法をはじめとした法律違反が無いか、監査を行います。
技能実習生に相談事などないか母国語スタッフを交えヒアリングをし、相談を受けた場合は、実習責任者や生活指導員等と連携し適切に対応します。
第1号技能実習において技能検定基礎級又は技能実習評価試験初級に合格した場合は第2号技能実習へ、技能検定随時3級又は技能評価試験専門級に合格した場合は第3号技能実習へ移行が可能。
帰国までの間に日本語能力試験(N1-N3)を取得できるよう監理団体もサポートしていきます。
実習期間を終え、帰国します。
帰国後、身に付けた技能・技術を母国で発揮し活躍します。
技能実習2号を良好に修了した者は、同一職種であれば試験(技能・日本語)を免除され、経験を積んだ即戦力として再び日本で働くことが可能です。
